近年とても関心が高まっているお墓に「樹木葬」があります。首都圏を中心にさまざまな樹木葬が造成されています。しかし、あまりにも選択肢が多く何を基準に選べばよいか迷う人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、以下2つの観点から神奈川県にある樹木葬の特徴・魅力・費用を解説します。
最終的にはご自身で足を運び、現地でしか分からない雰囲気や特徴などを確認することで、よりお墓選びがしやすくなるでしょう。
お墓探しから、葬儀、遺言、相続、事後事務委任まで、エンディングに関するご相談にご対応いたします。
新横浜という大変便利な立地にありながら、広大な敷地と豊かな自然に囲まれた、2022年6月に開苑したばかりの新しい樹木葬墓地となっております。
400年以上続く由緒ある専念寺境内にあり、お寺様にしっかりとご供養していただけます。
また、園内の案内所には管理運営を任されているスタッフが常駐しておりますので、彫刻手配、納骨法要、回忌法要などご不明点についても丁寧にご対応させていただきます。
ご見学予約の上ご来所ください。
新幹線・飛行機・車など、全国各地からどのような交通手段でもお墓参りしやすい好立地にある霊園です。お寺の山門をくぐり、緩やかな階段を登った場所にある広々とした高台には、気持ちよい風が吹き抜けます。
案内所スタッフが毎朝樹木への水やりを毎日行っているため、霊園内は常に手入れが行き届いています。
お墓探しから、葬儀、遺言、相続、事後事務委任まで、エンディングに関するご相談にご対応いたします。
2019年に開苑した横浜令和の杜は、京浜急行南太田駅を降りてすぐの便利な場所にある樹木葬墓地です。
園内の階段を登れば高台に繋がっているため、みなとみらいや関内・山下町を一望出来る素晴らしい景観が大変魅力的な霊園となっております。
高台へは、車でもお越しいただけるため車いすの方でも景色を楽しむことができます。
スタッフ一同丁寧なご対応を心がけていますので、どんなことでもご相談下さい。
最寄り駅から徒歩圏内と便利な場所にあり、高台に位置するため開放感があります。また、樹木葬エリアは駅の近くでありながら静かで緑が多く、きれいに整備されています。
霊園に入ってから、樹木葬エリアまでの道のりはソメイヨシノに囲まれており、桜の季節は圧巻です。
区画墓エリアにはピンクと白の花が咲く枝垂れ桃、合葬墓エリアにはハート形の葉が愛らしいカツラの木などがシンボルツリーとして植えられています。
お墓探しから、葬儀、遺言、相続、事後事務委任まで、エンディングに関するご相談にご対応いたします。
2021年5月に開苑した金沢八景令和の杜は、お問い合わせやご見学が絶えずあり、大変人気のある樹木葬墓地です。
霊園は750年近く続く安立寺境内にあり、お寺様がしっかりと長きに渡りご供養下さいます。
バリアフリー対応の霊園は、お身体の不自由な方でもお墓参りがしやすいように設計をしております。ご住職をはじめご寺族の皆様がとてもご親切で暖かく、安心して供養をお任せすることが出来ます。
ご家族の皆様のご希望をお聞きし、スタッフ一同丁寧なご対応を心がけています。どんなことでもご相談下さい。
使用期間が終了すると永代供養付きの合葬墓に移動されますので、承継者の心配は不要です。寺院の境内に設置されている樹木葬のため、お寺が存続する限り永代に供養が受けられます。
樹木葬エリアには、梅雨に咲くアジサイ、初夏に白い花が咲くシャラの木、秋に赤い実をつけるソヨゴなど、四季を通じて楽しめる樹木が植えられており、本堂前には樹齢数百年ともいわれる名木古木の大きな「クロマツ」があります。
神奈川県で「安心」以外にも「人気」の観点で樹木葬をいくつか紹介します。
都筑まどか霊園は、広大な自然の中、多種多様な樹木葬を取りそろえたガーデニング霊園です。都筑インターチェンジに隣接しているため、車でのアクセスが便利です。
敷地内は全区画平坦地のバリアフリー設計になっており、高齢の方や車イスの方もお墓参りしやすくなっています。
樹木葬は5種類あり、一人で利用できる集合墓や大人数で利用できるファミリータイプ、ペット専用区画など、自身の希望や予算に合わせて選ぶことができます。
また、大切なお墓を地震や災害から守るため、全面連結基礎施工が採用されています。
450余年の歴史ある名刹・本長寺の境内にある樹木葬です。
横浜市の名木古木に指定されているしだれ桜や銀杏の大木など、美しい彩りと緑に包まれた環境の中にあり、四季折々の自然を愛でながらお墓参りができます。
樹木葬区画は高さがあるため、その場に座ったり腰をかがめたりという身体的負担が軽減されます。使用期間は3年と13年があり、どちらも3人まで埋葬することができ、ペットも一緒に眠ることができます。
期間経過後は合祀墓に移され本長寺により永代供養されるため、お子さんやお孫さんに負担を掛けることはありません。
完全バリアフリー設計でお墓参りがしやすい霊園です。
霊園には「さくらのいのり 樹木葬」があり、初期費用を支払えば、以降は管理料や寄付金などは不要のため、残された家族への負担がかかりません。
樹木葬の種類は豊富で、納骨壇に骨壺のまま安置される「ロッカー型」や、4人まで一緒にはいることができる「家族墓」「森林墓」、ほかに「個人墓」「集合墓」があります。
家族だけでなく、友人やパートナーと入ることも可能です。
「環境霊園横浜みどりの森」は、環境に配慮された人にも地球にも優しい霊園です。太陽光発電や風力発電、施設内の照明にはLEDを使用するなど、CO2削減に配慮されています。
神奈川県横浜市の久光院にある樹木葬「やすらぎ」は、白木蓮(ハクモクレン)をシンボルツリーとしたお墓です。3月~4月には美しい白い花が咲き、樹木葬全体が華やかな香りで包まれます。
お墓の利用には、「個別埋蔵」と「合祀」の2つのプランがあります。
「個別埋蔵」では、お骨はパウダー状にされて専用の納骨管に納められ、33年間の個別埋蔵後は墓地の中央部に合祀されます。
「合祀」タイプは個別期間がなく、最初から他の方の遺骨と一緒に埋蔵されますが、その分費用は15万円(埋葬関連費5万円含む)と低価格になっています。
どちらのプランも合祀後は永代に供養されるので、後継ぎに悩める方におすすめです。
1200年以上の長い歴史をもつ壽福寺が管理している樹木葬墓地です。由緒あるお寺なので信頼でき、安心して永代にわたり供養をお任せすることができます。
お寺が管理する墓地のため、お寺で法要を行うことも可能です。
また、横浜都筑樹木葬墓地にはペットと一緒に入れる区画があり、愛するペットと共に永久に眠りたいとお考えの方にもおすすめです。
ほかにも、2霊区画・3霊区画・4霊区画があり、利用人数に合わせて区画を選ぶことができます。
都筑港北霊園は、開放的で明るい公園墓地です。園内にはバラをはじめとするさまざまな花が咲き誇り、ソテツなどの植栽も豊かです。
従来のお墓の暗いイメージとは異なり、明るく華やかなな雰囲気の中で眠ることができます。
樹木葬墓地の「エターナルグリーン」は、個別墓碑付きの永代供養墓で、プレート彫刻が可能です。個別墓碑が目印になり、故人の眠る場所に向かって手を合わせ、ゆっくりと思いを馳せることができます。
骨壺で2人まで、合祀の場合は6人まで埋葬が可能で、最後の方の埋蔵から33年後に永代供養墓「宙の碑」へ合祀されます。
「あざみ野庭苑」は、450年以上の歴史をもつ西勝寺内にある樹木葬墓地です。「あざみ野駅」から徒歩約5分とアクセス至便のため、思い立ったらすぐに故人に会いに行けます。
樹木葬は1人用・2人用・4人用の区画があり、13年~33年間、骨壺にて個別埋葬されます。その後、お骨は骨壺から取り出され境内の土に還されるため、最後は自然に還りたいという方におすすめです。
ペットと一緒に眠れる区画もあり、ペットの名前を彫刻することもできます。
古都鎌倉の建長寺山内にある正統院が管理・運営を行っている樹木葬墓地です。正統院は臨済宗ですが、檀家に入る必要もなく、宗教不問でお墓を利用することができます。
お墓は3霊区画・4霊区画があり、契約日から50年間は個別に安置されます。その後は合祀墓へ移され、正統院によって永代にわたり手厚い供養を受けることができます。
2021年7月にオープンしたガーデニング型の樹木葬地です。パステルカラーのおしゃれな専用骨壷が特徴的で、三角形をした九谷焼の骨壺に、1人ずつ収蔵されます。
最大で骨壺が6つまで納められる納骨室は、個室構造になっているため、家族全員で一緒に眠ることが可能です。
納骨室は六角形のハニカム構造になっており、一辺の衝撃が分散されることで大切な遺骨を衝撃から守ります。
遺骨は一定期間が過ぎると合祀スペースに埋葬され、東光寺によって永代にわたり供養されます。そのため、後継者がいない方でも安心して利用できます。
神奈川県にある樹木葬の費用相場はおよそ52万円です。
一般的な樹木葬の費用相場はタイプによって変わります。
3つのタイプは下記のように、それぞれ納骨の仕方が異なります。
また、樹木葬は見た目や仕組みにさまざまな形態があり、そのタイプによっても費用相場は異なります。より詳しく知りたい方は「樹木葬の費用はいくら?値段の内訳や相場より安い価格で購入するコツ」をご覧ください。
ここでは、神奈川県で樹木葬を選ぶ時の3つのポイントを紹介します。
樹木葬を選ぶ際は、承継者の有無を事前に確認しておきましょう。「承継者」とは、今後お墓を継ぐ人のことです。昨今では、永代供養付き樹木葬が多く、承継者を必要としないケースも増えています。
事前に親族内で承継者の有無を確認して、どのようなタイプの樹木葬を選んだらよいか話し合っておくとス、ムーズにお墓選びができるでしょう。
お墓選びにおいて、交通アクセスは重要です。
家族が気に入り、みんなで納得して選んだお墓であっても、交通アクセスが悪いとお墓参りの足が遠のいてしまう可能性があります。
また、お墓を継ぐ人が歳をとった後も、お墓参りがしやすい環境かどうかも確認しておきましょう。
交通アクセスはパンフレットなどでも確認できますが、実際に霊園まで足を運び、最寄り駅からの距離感や段差、坂、道幅などを確認することをおすすめします。
樹木葬の周辺環境も確認しましょう。都心部にある樹木葬も多いため、道路や周辺の騒音が大きいケースもあります。「静かな環境で眠りたい」「自然に囲まれた環境で眠りたい」という方は、周りの環境も確認しておきましょう。
他にも、コンビニや飲食店など、お参りのついでに立ち寄れる場所があるかどうかもチェックしてみてください。
樹木葬の3つのメリットを紹介します。
永代供養付きの樹木葬は、お墓の管理人が遺骨を管理してくれるため承継者が不要です。お墓を継ぐ人にとって、管理の負担が軽くなることがメリットです。
また、無縁墓(管理する人がいなくなったお墓)になることを防げます。
樹木葬は、購入費用を抑えられることもメリットの1つです。一般墓の場合、100万~350万円ほど費用がかかります。
それと比べると、樹木葬は一人当たりの金額が50万円程度が一般的なため、人数が限られていれば費用を削減して購入できます。
一方で、複数人で納骨する場合は一般墓の方が費用が抑えられる可能性もあるため、納骨したい人数・今後納骨しうる人数を確認してから購入を検討しましょう。
樹木葬は、一般的なお墓や納骨堂に比べると木々や植物が多く明るい雰囲気の中で納骨できます。
雰囲気や植物の数などは霊園によってさまざまですが、木がシンボルツリーになった区画やたくさんの植物が咲く区画などがあります。
古くからある石のお墓に比べると、開放的で安心できる雰囲気です。
樹木葬の選び方だけでなく、樹木葬が人々の生活や未来にどのように寄り添っているのか、リアルな情報を伝えています。